■摂食障害■ |
*摂食障害ってのは、まあ、精神的な理由で、食に関する行為がすごく下手になってしまう病気です。 *まったく食べなくなったりする「拒食症」とか、食べまくる「過食症」。マイコのは『衝動的にむちゃくちゃ食べて、すべて吐こうとする』という、「過食嘔吐」という症状です。 |
■拒食症■ |
*この名前が一番有名じゃないでしょうかねえ。カーペンターズの人とかはこれで死んだし、芸能人とかに多いかもしれない。なーんにも食べなくなる病気です。それで生きられるのか、というと、もちろんそんなわけがないので衰弱死するのですが、「食べない」という、本能に逆らった行為を継続できる精神力の持ち主でもあるため、なぜか通常の人が同じように食べられないまま衰弱するのに比べれば溌剌としている。ただのナチュラルハイですが。 *数種類ある摂食障害の最初のきっかけになるのが、この症状である事が多い。だいたいが現実否定、という擬似行為だと言われています。そりゃそうだ食べるなんて、一番の現実なんだから。しかし、やはりさすがに、命の危険を感じた身体は、なんらかの対策をとるわけです。そこで、また、頑固で強靭で、そして何より脆い心が、その矛盾の元に、バランスを失う。そして、違う方向に前向きになってしまった心は、「御飯を食べない」という事を遂行しはじめるのです。これが「拒食症」。 |
■過食症■ |
この、拒食症の反動で、なるのが「過食症」て言われている。 でも原因はさまざまで、拒食症きっかけでなくても、ストレス過多の人とか、食べる事で何かを埋めようとする人が、過食症になるみたい。 マイコはその中でも「過食嘔吐」という、顕著なタイプです。 これは完治していなからか、それとも勉強が足らんからか、イマイチ理解しきれていないのだが、 「吐きたい」のかもしれなくて、「食べたい」のかもしれないの。 ここが「過食症」とは違う点。 食べる事が、大事なわけでもないんです。 美味しそうで食べる、というよりは、「吐く為に食べる」。 でもだんだんその量が増えて、そこに掛かるコストもバカにならなくなる。 それがまたストレスになるんです。 吐いた後ってのは、変に達成感というか、爽快感があったりもする。 もちろんたまに震えが止まらなくなったりして、多分それは電解質が云々かんぬんか、もしくは急に血糖値が下がっているからだと思う。 そういう時は、すぐさま後悔する。 ただ、通常時は、なんかしらないけども、直後には、なんか 「これで、明日からもうしないぞ」とか、ちょっと前向きだったりするのです。 ここが難しいところ。 結局時間が経つごとに、罪悪感とか自己嫌悪で翌日への繰越になるんだけどもね。 いまのところこの原因はわかりません。 ただ、20年くらい無かった虫歯は出来てしまって歯医者に通う羽目になりましたし (それでも20年間虫歯がなかったくらいの歯だから、これで済まされているとも言える)、 骨はかなり弱っておりますし、胃もばりばりに荒れています。 ただ、元が頑丈なのか(もしくは後で一気にくるのか)、同じ症状で、同じ年数経過している人よりは、まだ身体への影響は少ないとの事。 減少しがちなカリウム電解質や、パレット食道と言われる、喉の合併症などもなし。 身体が弱いながらも低空飛行で地面にはつかないような感じの現状です。 |
これが今ワタシが治療している病気です。
こんなこと、自分でがんばれば何とかなるんじゃないか、という症状。
それでも自分をコントロールする事がうまくできません。
無駄で意味のない行動だという事はわかっているのに。
現在は安定剤などを用いながら、治療をしています。